
錦絵「栄草当世娘」(部分):江戸時代
製紙工場工程図(複製):明治時代
メンコ:昭和時代
紙の博物館は1950(昭和25)年に誕生し、おかげさまで今年60周年を迎えました。その節目にあたり、本年度は創立60周年記念企画展と題した展示を続けて参りましたが、その最後として本展を開催いたします。
当館の60周年にちなみ、60年の単位で江戸時代から平成の現代まで、暮らしとともにあった紙を振り返ります。
紙(和紙)は、江戸時代に一般に普及し、明治になると機械によって生産される洋紙の製造が始まります。そして戦争を経て、高度経済成長を遂げる昭和時代から、地球環境への関心が高まる平成へ・・・。それぞれの時代を反映したさまざまな紙をご覧ください。
◎江戸時代(1830年)
紙産業の発達と庶民への普及
紙の生産・流通の拡大
庶民文化の発信源~出版文化の興隆~
庶民生活を支えた紙製品
◎明治時代(1890年)
日本洋紙業の黎明と和紙の全盛
洋紙の登場と発展
明治における生活と紙
輸出された和紙
◎昭和時代(1950年)
物資不足から大量消費時代へ
耐乏生活
戦後の子どもの遊びと紙
高度経済成長下の紙
◎平成時代(2010年)
現代の紙と地球環境問題
現在の紙事情~書く・包む・拭う紙~
紙と環境問題
現代に生きる和紙