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    イベント報告 漉き簀づくり実演・体験会(11/16)

    2013年11月28日 - 14:42

    11/16は、イベント「漉き簀(すきす)づくり実演・体験会」のために、「全国手漉和紙用具製作技術保存会」の皆さまに、高知県、愛媛県、静岡県と、全国各地からお集まりいただきました。

    現在、ユネスコ無形文化遺産に、文化庁から登録提案中の「和紙」。

    この和紙づくりを支えているのが、和紙を漉くための「用具」です。

    和紙づくりの用具製作を身近に見られる機会が少ないこともあり、近くにお住まいの方から、和紙愛好家の皆さま、和紙販売を手掛けている方、そして本職の和紙職人の方々、本当にさまざまな方にご参加いただきました。

    まずは、和紙を漉くための「漉き簀」について、画像を交えながらご説明をいただきました。

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    そして、事前にお申し込みいただいた20名様に、簀編みを体験していただきました。

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    細い細い竹ひごを、柿渋で染めた生糸で編んでいきます。
    大変細かく難しい作業です。

    竹ひごも、生糸も、そして編み手の人間も「生き物」なので、まっすぐ、四角く編むのは大変な技術がいるそうです。

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    また、竹ひごづくりも特別に見せていただきました。

    竹を割るところから、最後に細い竹ひごに仕上げていくまでの繊細な作業までお話を伺うことができました。

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    パコーン!

    と威勢のいい音で割れていく竹に、参加者の皆さまも目が釘付けでした。

    小さな男の子も、竹ひごの形を整える作業に挑戦!
    うまくできたかな?

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    用具づくりの職人の皆さま、そして和紙漉き職人の皆さまが、博物館という場所で間近で交流していただけたこと、大変嬉しく思います。


    「日本が誇る美しい和紙は、それを作る道具の技術が伝承されていかなければならない」

    「例え竹ひご1本でも具合が悪かったら、その漉き簀で作った何千枚の和紙は、やはりよい紙にはならない」


    技術者の皆さまが語った言葉の一部を簡単にご紹介させていただきました。
    和紙、そしてその道具は、まさに一心同体なのですね。心に強く響きました。


    最後に、感謝の気持ちを込めて、おいでいただいた講師の皆さまのお名前を挙げさせていただきます。

    山本忠義さま(高知県)  漉き簀・桁技術者
    井原圭子さま(愛媛県)  漉き簀技術者
    藤波柚美子さま(静岡県) 漉き簀技術者
    大村俊男さま(静岡県)  竹ひご技術者
    秋山三千代さま(静岡県) 竹ひご技術者
    宮﨑謙一さま(高知県)  保存会事務局

    本当にどうもありがとうございました!

    (Y)

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