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「2013年10月」記事一覧

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    9/23のイベント報告「和紙づくりを楽しもう」!11/4も開催!

    2013年10月01日 - 13:36

    10月に入って涼しくなりましたね。

    さて、本日のブログは9/23に行われた「和紙づくりをたのしもう」のレポートです。
    今回は、秋らしい薄茶色、薄ピンク色の染紙づくりを準備しました!

    紙の博物館の和紙づくりは、紙を漉いて、その場で乾燥させてお持ち帰りいただくまで
    イベントの中で体験できるようにしています。

    まずは全体の流れの説明。
    紙漉きに使う道具は、全て中央で作務衣を着ているボランティアさんの手作りです。

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    実際に参加者の皆さまが紙を漉いているところです。
    水の動きに翻弄されて難しそう!博物館のスタッフも一緒に紙漉きのお手伝いをしています。

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    漉き上がった湿紙の上に、押し花をのせていきます。
    それぞれ個性のあるオリジナルの和紙ができあがっていきます。

    130923-3.JPG

    花を配置したら乾燥工程へ。
    温めた鉄板に紙を貼り付けて、乾燥するのをじっと待ちます。

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    できあがった和紙をハガキや便箋のサイズに切って、こんな作品も作ることができます!

    130923-5.jpg

    紙の博物館では、毎年2~3回、楮(こうぞ)を原料とした和紙づくりの体験を行っています。
    今年度は、今回が1回目でした。次回は11/4に行います!
    本日よりお申し込みを開始しておりますので、皆さまのご参加をお待ちしております。

    (※内容は、毎回、少しずつ変わる可能性がありますので、どうぞお楽しみに!)

    (Y)
  • イベント

    イベント報告「浮世絵手摺り実演会」その1  紙博のこだわりどころ

    2013年10月23日 - 19:56

    先日10/14に浮世絵手摺(ず)り実演会を実施し、多くの方にご来館いただきました。
    ありがとうございました!
    kengakusha.jpg

     摺師の沼辺伸吉先生に実演会をお願いして、もう8年になります。当館で特にこだわっているのは、輪郭線の主版から色版を摺り重ねていく行程を、最初から最後まで、通しで見せていただく、ということです。各所で浮世絵の実演会はあるかもしれませんが、摺り始めから完成までを一気に見られるところは、そうそうないと思います。

     本来、浮世絵版画は100枚、200枚というような単位で摺るものです。紙も版木も生き物なので、温度、湿度など、その時の環境で伸び縮みします。十分な事前準備をしても、摺り重ねていく過程で、色ずれが起こります。このズレを摺師さん自身が、その都度見当の位置を調整して、ピッタリと合うように直すので、必ず完成させる枚数より多く摺ります。

    kentouchouseichu.jpg
      特別に見当調整を見せていただきました

    kentouchouseizumi.jpg


      木をくさびのように入れて見当の位置を調整します


    しかし、実演会では、とにかく1枚のみを完成させることをお願いしているので、調整を行う余裕はありません。そのため、実演会で仕上げる作品は、摺師さんとしては不本意な出来になってしまうのですが、沼辺先生は快く当館のお願いに応じて下さり、その技を惜しげもなく披露してくださるのです。

    hangi.jpg


    enogutoburasi.jpg

    見学に来られた方々も、浮世絵が摺りあがっていく様子を目の当たりにして、驚き、感動している様子が、毎回伝わってきます。今年見逃した方は、ぜひ来年度にご期待ください!

    実演会当日の様子は、次回にご報告します。

    (H)

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