公式ブログ

  • 企画展

    「立版古(たてばんこ)」製作のウラ話(2)

    2011年04月29日 - 13:47

    110429-1.jpg

    「大ポンプの組上」の場合

    「大ポンプの組上」という資料は、明確な記述はありませんが、明治後期に活躍した馬引きの蒸気式消防ポンプが題材とみえます。それが分かったところで、いざ製作に取りかかると、さまざまな問題に直面です!

    そもそも、各パーツが何なのかよくわからない・・・煙突と蒸気ポンプの本体と思われるパーツは、貼り付けの指定位置が出来上がり図と違うけれど、無視して組立。

    110429-2.jpg

    両面合わせになるべき馬は、切り抜いて合わせてみると、かなりのズレっぷりです。T字型のパーツは、馬引きポンプの構造として重要な部分であると思われるのに、出来上がり図に全く出てこないので、どこに付けるべきなのか?

    組み上げられるところから、とにかく作ります。果たして、これらのパーツはどこにつければ・・・?


    110429-3.jpg

    馬引きポンプの古写真などを参考にしつつ、思案の末に完成したのが、こちらです!

    なんとか完成でしょうか!? 手綱は糸で作りました。

    立版古製作の秘訣は、ある程度のところ以上は、作り手の工夫と割り切りなのかもしれません。

    つづく・・・

    (H)

カテゴリ一覧

月別アーカイブ

ページトップ